覚醒剤
覚醒剤取締法違反とは
覚醒剤取締法違反とは、覚醒剤の所持、譲渡、譲受、使用した際に成立する犯罪です。
覚醒剤取締法違反の法定刑は下記のとおりです。
覚醒剤取締法違反:10年以下の懲役
※営利目的の場合は1年以上の懲役又は1年以上の懲役及び500万円以下の罰金
覚醒剤は、依存性が高く、再犯率が他の犯罪と比較して高いことが特徴です。
また、覚醒剤などの薬物事犯では、尿から覚醒剤が検出されていることが証拠として提出されるケースなど、捜査機関に確たる証拠があることが多いのも特徴でしょう。
弁護士にできること
逮捕・勾留されている場合には、取り調べにあたってのアドバイスを行うとともに、身柄解放に向けて活動します。
覚醒剤などの薬物事犯では、不起訴処分を獲得するためには、覚醒罪を使っていないことを前提にした主張を行う必要があるでしょう。
もっとも、薬物事犯ではほとんど場合、起訴されることになります。
起訴されてしまった場合には、覚醒剤を絶つための努力や周辺環境の変化など、依存性がないことを立証し、執行猶予付きの判決獲得に向け活動します。